kouzenji temple

浄土宗のお寺です。境内にある血脈桜は諸説いろいろあるようですが、その実物を観たく札幌から車を走らせました。満開のその桜は幹が太く低木でありながら枝を３６０度に張り巡らせ美しい桜を咲かせていました。一度は観るべき桜かもしれません。

伝説の血脈桜があるということで行きましたが、天気がよくて明るい日中なのに境内だけでなく、お寺の周辺もとても静かです。血脈桜についてはお寺の門の前にも説明書きがありますが、何とも不思議な伝説を持つ桜です。門をくぐると正面に本堂があるのですが、その手前の右側に樹齢300年の「血脈桜」があります。松前に桜前線が到達すと開花することから「マツマエハヤザキ」という品種名で呼ばれているそうです。時期外れだったので葉が青々とした木になっていましたが、桜の時期には重厚感のある素晴らしい姿を見せるとのこと、今度は桜の時期に来たいです。

吉野から渡り桜の精の伝説により伐採を免れ手厚く保護されたと言われる「血脈桜（けちみゃくざくら）」が枝を広げる姿は見事です。松前に咲く代表的な桜の「南殿」の親木だそうです。桜には少し早い時期かもしれませんが、この桜は見頃でした。

1533(天文2)年に高山寺として創設された浄土宗の寺院で、その後1621(元和7)年に高徳山光善寺と改称されました。北海道内でも屈指の歴史を誇ると思います。立派な仁王門や19世紀中頃に作られた美しい庭園も見所ですが、光善寺といえば血脈桜(けちみゃくざくら)。松前町の三大名桜一つ、推定樹齢300年以上の古木で、松前を代表する桜の品種｢南殿｣の親木です。以前訪れた際はまだ満開には早く、今回ようやく満開の血脈桜を鑑賞することができました。

5月14日に訪問。寺町の一画に美しい塀を持ち、長く趣のある参道を持つお寺がこの光善寺です。入口の仁王様のいる立派な門をくぐり少し行くとまた門があります。両側には和尚さんの像が納められています。さらに行くと立派な本堂が現れます。右手前に有名な「血脈桜」があります。伝説では吉野から来たとなっているらしいですね。吉野の桜は本当に見事ですから桜としては血筋が王道なんですね。すでに花期は終わっていましたが松前発祥の「南殿」はこれが親木だそうです。義経伝説もあるようです。でも桜が無くても、趣のある境内はぶらぶらするのにもいい感じです。